起業したいって?辞めた方がいいよ
大学生にありがち。したいと思うのは良いけど、甘いものではないよ。しっかりと戦略を持ってコツコツやってきた人が成功するんだ。
そういう人は誰にも言いふらさない。
ただ、地道に努力をしているんだよ。ちゃんと考えがあって、少しずつ歩んでいってる。
口で言うのはとても簡単だ。実際に起業をして生きていけるようになるのは本当に時間のかかることなんだ。
最低でも2、3年は給料なしで頑張り続けなきゃいけない。その覚悟はあるのか?
働きながら、地道に努力をして当たったら仕事を辞めてそれに専念する。それで良いじゃないか。
その方が安全だし、自分の本当にやりたいことがわかると思う。
憧れやかっこよさだけで目指すものではない。
会社に属していることで搾取されている。中抜きされていると感じる人であれば、独立するのは良いかもしれないが、多くの人は会社に養われているのが現状だ。特に大企業ではね。
勘違いしてしまう人がいるが、大企業はシステムを作り上げているから安定的に儲かっているのだ。つまり、従業員なんて誰でも良いんだ。
変えが効くから。別にあなたがいなくても仕事は回るんだ。
逆に君がいないと困ると言うような優秀な人であれば、会社がなんとしてでも囲い込もうとするだろう。
これでその人の市場価値がわかる。
市場価値が低い人は独立してもうまくいくはずがない。
いわゆる総合職は市場価値が低い。なぜならゼネラリストで専門性がないからだ。
悪く言えば、何ができる人なのかわからない。社内でしか通用しないスキルなのだ。
これがいかに危険かわかっただろうか。
会社に飼いならされ、外ではやって行けないような人間になってしまうのだ。
日本の英語教育に似たようなものがあるよね。
残念ながら、日本どんどん貧しくなる。これは絶対そうなる。
未来がどうなるかと言うのは確実には、わからないけれども、残念ながら、人口動態ではかなりの精度で予想できてしまう。
そして、その人口動態から、どれだけの社会保障費が必要となるのか。また、それを補うためにどれだけ税金で賄わなければならないのかがわかるのだ。
今の制度を続けるのであれば、少子化は止まらず、どんどん税金が重くなる。
国内企業の競争力も落ち、大きい組織ほど大企業病が蝕み、腐敗していく。
残念ながら、日本にいる若者に未来はない。起業したところでシルバー民主主義の日本では潰される。
起業など、かっこいい言葉に騙されないで、手に職を付け、海外でも泥臭く生きていく力をつけるべきだ。
今ではなく、将来を見据えて動かなければならない。
大企業に未来はないのか?
そんなこともないとは思うが、中に入っている人たちに未来があるかと言うとこれは微妙。
大企業には未来があるが、大企業の従業員には未来がない。(職種によるが)
人口が減り、内需が縮小していく日本で内需のみに頼っている企業は未来がない。
今あなたが入ったとしても今の40代の人と同じ額は絶対に貰えないし、クビになる可能性もある。人員削減、自動化の流れはより加速していくだろう。
おそらく、生き残る企業は日本企業ではなくなる。
日本が原点の多国籍企業となるのだ。
だから、日本人だからと言って優遇されることはなくなるし、全世界の人々と競争しなければならなくなる。
役に立たない社内スキルしか持たない大企業従業員は市場価値が低いので、どん底に落ちる可能性がある。
これから、どう生きるかを真剣に考えなければならない時期に来ているだろう。
大企業に入って、結婚して、家を買って、子供持ってなんて、そんな贅沢なことができない世の中になる。
生きていけるかも怪しくなるのだ。
一番安定しているのは、その人にしかできないことを身につけることだ。
一人でも生きていける人が最も安定している。これは間違いないし、ここを目指すべきだ。
新卒で入社しても10年で6割やめるのが現状だ。3年で3割は辞める。
大企業に入っても仕事が合わなかったり、給料が上がらなかったり、悪い上司に当たってしまったり、そう言ったことは必ず起こる。
大企業に入ったらそれで満足できるのかと言うと、残念ながらそうでもない。転勤が辛くなったり、やりたいことができなかったり、社内の人間関係が悪かったり。
まして、仕事というのは人生の半分以上を占めるのだ。本当につまらないことに人生を捧げると、それは死んでいるのと同じであり、社畜と言われるのだ。
確かに、収入は大事だが、よく自分の人生を考えた方がいい。自分が、どうありたいのか、どのような人生を歩みたいのか。
自分に嘘は付かず正直に生きる。
これが幸せを勝ち取れる唯一の方法なのだろう。
未来を見据えろ
今後の日本では堅実と安泰を求めて大企業や公務員を目指す若者は破滅する理由
未来予測としてかなり確定的に断言出来ることは、不況で将来が不安だからと、堅実と安泰を求め大企業や公務員を目指すような若者は、将来ほぼ確実に破滅するということです。
私と同じことを考える人は多くいるんですね。
短絡的なモノの見方ではなく、長期的に考えねばなりません。バブルの時に不人気だった公務員になった人が最も良い待遇を受けています。
今人気の企業に入った人も20年後には後悔しているかもしれない。
キャズムを超えるという言葉があります。
いい飯を食えるのはイノベーターとアーリーアダプターぐらいでしょうね。
キャズムを超えるというのは大体アーリーアダプターを超えたあたりになります。そこまでに入っていないと美味しい汁は吸えません。
ちなみに今の大企業(内需型)や公務員になろうとするのは損です。なぜなら既にピークを超えたから。(人口減少のため)
今から乗り込むのはレイトマジョリティ、ラガードと呼ばれる人になってしまいます。
つまり、貧乏くじを引かされるということです。
そのあたりをよく考えて職を選びましょう。