たくさん、たくさん、恵まれない人を見てきた。この目に焼き付けてきた。
夢敗れたものはみんな将来の不安に慄き、崩れ落ちていく。
私にはどうすることもできなくて…
この世から不公平や不平等が無くなり、みんなが笑顔で健康に暮らせる世界を目指して戦ってきたけれど、それには途方もない時間がかかってしまうし、達成できるかもわからない。
救ってあげられなくてごめんなさい。
私は自分が一番可愛くて、自分を犠牲にしてまで他人を救うことはできない。
自分が強くなって豊かになって初めて誰かを救うことができるとそう思っている。綺麗事を抜きにした本音がこれだ。
たぶんみんなそうだと思う。だから、力を手に入れるまで誰も救えないんだ。
でも、力を得るには時間がかかる。何十年という途方もない時間が…
時代が悪かった。
そう、時代が悪かったんだ。運が悪かったんだ。
あなたは何も悪くない。よくがんばったし、苦しいことにも耐えてきたと思う。
だからこそ、諦めないで欲しい。
私は不器用でいつも人からいじめられていた。会社に入ってもパワハラばかり受けるし、他の同期の違って仕事も何一つ教えてもらえなかった。
それでも、夢があるからやめるわけにはいかなかったし、諦めなかった。
諦めなければ夢が叶うとは言わないけれど、夢を叶えた人は100%諦めなかった人なんだ。
だから私は絶対に諦めないし、必ずやり遂げる。
きっと、なにか方法はあるはずだから考えてみよう。
冷静になんてなれない、もう希望なんてないかもしれない。それでも、青空を眺めてみれば少し気は楽になる。
セロトニン不足だと冷静な判断ができなくなるから外に出て太陽に当たろう。
絶望は死に至る病だからこそ、絶望の中に希望を見出さないといけないんだ。
きっと、希望はあるはずだから、