ダメな上司はこうなる
・部下から信頼されていない
・部下から尊敬されていない
・部下の話を最後まで聴けない
とにかく、部下嫌われます。
嫌われていると感じるとさらに険悪な関係になっていくので部下の話を聞く事ができなくなります。
この悪循環を生み、さらに上司はダメになっていきます。組織全体としても非常に大きな蟠りが生まれ、機能不全に陥る原因ともなります。
なぜダメな上司なのか?
根本的に知能が低かったり、能力が低かったり、仕事をしなかったり…
様々な要因がありますが、大抵年功序列で年だけ一丁前にとった子供のような人を昇進させてしまうと、ダメ上司になります。
仕事もせずにぶらぶら、ぶらぶら。ADHDのような集中力の無さと落ち着きのなさ。
しかも、人の気持ちになって考えられない。距離感が近かったり、セクハラしてきたり、人を不快にさせることに関してはプロレベル。
むしろいない方がマシレベルの上司は部下からすこぶる嫌われます。
こんな典型的なダメ上司は山ほどいます。なぜなら日本は年功序列で年をとったから偉いみたいな謎の人事システムを採用しているからです。
別に年功序列は否定しません。従業員のモチベーションを高める事ができ、仕事の定着率を高める事ができます。
しかし、能力もないのに年だけとってポストが空いているからと言う理由で昇進してしまう人があまりにも多すぎるのです。
こんな上司に当たった部下は大変です。
こればかりは災難としか言いようがありません。
親と上司は選べない!とにかく人事に相談してあとは我慢!
これは残酷な話ですが、親と上司は選べません。
親よりかは環境を変えやすいですが、それでも変えるまでには1年以上はかかります。
人事に相談するほかありません。おそらく移動できると思いますが、誰かしらはそのダメ上司の下で働かなくてはなりませんから、押し付け合いになります。
これがまためんどくさい。
とにかく、今の人事はこういうクソめんどくさい人間をいかに採用しないかが求められています。
優しい人を採用した方がはるかに組織風土が改善し、勝手に仕事の質も上がって行くものです。
もう、怖い人は社長ぐらいで良いんですよね。恐怖で脅しても結果は出ませんし、むしろ組織が萎縮して機能不全を起こします。
転職を考えるのはちょっと待った!
上司がいくら嫌いでも転職は悪手です。
まずは人事に相談しましょう。メンタルがボロボロになろうととにかく耐えなければなりません。
そもそも、嫌いなのが伝わると相手も嫌ってくるので関わりが減ります。
仕事上仕方なく一緒にいなければならないことも多いですが、そこは仕事と割り切ってビジネスライクな感じで乗り越えるしかありません。
それに、ダメ上司の下で働いた部下は反面教師があるので非常に向上心が強くなります。
将来大物になることもあるので、評判が悪い上司の下で働いていた若手などはできる限り出世コースに乗せましょう。大抵活躍してくれます。
-人事部目線-人格や知能で選別しないといけない
日本の採用のレベルは低すぎる!
学歴とか見た目、字の綺麗さとか…とか印象で決めすぎです。
顔の作りは知能に影響しているのでなんとも言えませんが、学歴は親の所得に相関関係がありますが、知能にはあまり影響しません。
学歴が高いからと言って、必ずしも知能が高いとはならないのでこの辺りでも企業の採用と現場とのズレが生まれます。
とにかく、愛想が良くて人格が優れている人を取れば間違いない。少なくともマイナス要因にはならないからです。
今の採用は優秀な人を採用するというよりは如何に地雷を採用しないかを考えています。
ダメ上司の組織への悪影響は計り知れないものがあるので、ダメ上司となり得そうな人格に問題があり、知能の低い人材は採用しないようになってきています。
まぁ、優秀な会社はこの様な考えになってきてはいますが、世の中ダメな企業の方が多数派ですからね。いつも今年の新人は使えないと嘆いています。
そりゃそうだろとしか…
ちゃんと周りから愛されて、付加価値を生み出せるかどうかを見抜いていく必要があります。