クソな会社なんてたくさんあるよ
私がクソだと思う企業は労働法を無視して労働者を食いつぶす会社です。そもそも会社と呼べるのかも怪しい。犯罪組織ですよ。
多少は労働法を破らなければならない場面も出るでしょう。しかし、明らかに従業員を奴隷のように使い、一部の人間が不当に豊かになっている会社は断固として認めません。
今すぐに潰れた方が社会的なメリットが多いと思います。
と、思いましたが、私も自分自身で事業を行なった身としては、確かに、どうしようもない時もあります。経営者といえど生活がありますし、経営者も貧乏なことが多い。そもそもこう言う場合って、ビジネスモデル自体儲からないんですよ。そういう会社は。
就活生は世の中を見てください。儲かっている企業と儲かっていない企業。一体何が違うのか?
それは0から価値を生み出せるかどうかです。
下請け企業は絶対に辞めましょう。そもそも、下請けというビジネスモデル自体が儲かるわけがないのです。おこぼれの仕事を貰っているに過ぎません。仕事を作り出してはいないのです。そんな企業や仕事を尊敬するなんてまず無理。魅力なんてないでしょうね。
下請け企業なんてリスペクトできる?
奴隷扱いされる企業をリスペクトする人なんていませんよ。
心のどこかで見下してしまうんじゃないでしょうか?特に優秀な学生ほど見下してしまうことでしょう。
見透かされる以前に、こう言う会社は入ってもろくなことがありませんし、優秀な奴隷を求めているので、優秀な人がどれだけ見下そうが内定を与えると思います。当たり前ですけど、優秀な人なら辞退するでしょうねw
そもそもそんな企業は受けても無駄です。自分が憧れる、尊敬できる企業だけを受けましょう。
尊敬している企業のことなら素直になれる
就活では素直さは本当に大事です。大好きな企業、仕事。尊敬する企業、仕事。リスペクトしている仕事をしている人や企業の言うことに素直に従えるでしょう。
今は学歴や能力よりも素直さと相性を企業は重視しています。
これには訳がちゃんとあるのです。これまでが学歴と能力で優秀な人を採用してきましたが、どうもうまく育たない。
優秀ですが、モチベーションが低いんですよね。この会社でなくとも活躍できるとわかっている人は適当に業務をこなしてしまうんです。本当に尊敬する会社や仕事であれば、人間は期待に応えようとします。とにかく頑張る。会社は入ることがゴールではありません。むしろスタートです。しかもこれまでの学生生活よりもはるかに長い時間をその仕事と会社に費やすのですから、当然かなりな差がついてくるんですよね。
企業も長年の経験からわかったのです。リスペクトしてくれる学生が育つと。
就活と結婚は同じ
日本の雇用制度は正社員として一度雇えばほぼクビにできません。
だからこそ、企業は失敗したくないのです。また、就活生も同じです。日本は転職が難しいかなと言われています。新卒時の就活は失敗が許されない訳ですね。ですから、これも人生の全てを費やす仕事や会社を選ばなくてはならない。
本当に結婚なんですよね。また、日本の税金や社会保険は非常に高く、企業が半分お金を待つことになっているのですが、なにぶん金額が高いですから、これらの費用を合わせると正社員一人当たり、時給3000円近く出しているんですよ。
バイトの3倍ものお金です。企業からすれば、かなりの大金を出しているわけですから、いい人を採用したいと思うでしょう。
ですから、とにかくハードルが高くなる。しかし、どれだけ優秀な人を採用できたとしても、尊敬されていないとすぐにどこかへ浮気(転職)してしまったり、やる気がなく金だけを取られることになってしまう。
それよりも、企業のことを尊敬し、ずっと頑張ってくれる人の方が企業としても嬉しいですし、なにより、成長するのです。これはお互い成長し合う関係になるのです。
これが理想。
企業は学生から愛され、尊敬される企業を目指さなければならない
冒頭にも述べたように、ずっと下請けやってる貧乏企業に学生は尊敬することも、愛することもありません。だからいつまで経っても優秀な人材を確保できずに、万年下請けの悪循環になるのです。
とにかく、キツくとも下請けから脱却しなさい。身を切って従業員に愛を注ぎなさい。そうすれば、必ず優秀な人材が集まり、企業も従業員も大きく成長していくことでしょう。
学生のせいにせず、愛される尊敬されるような企業を目指さなければいつまでたってもダメ企業から脱却できないのです。