グループディスカッションの役割分担
グループディスカッションには役割があります。
①リーダー
②発表者
③書記
④タイムキーパー
⑤発言者
具体的にはこの5つです。兼任する場合も多いでしょう。
あまり深く考えることはありません。自然と役割分担がなされるでしょう。就活本に毒されている就活生は勝手に役割分担をしてくれますから、それに従えばよいでしょう。
グループディスカッション は何を見られているのか?
リーダーや発表者が有利という意見が多くあります。確かに、リーダーの方が受かりやすいでしょうね。やる気も伝わりますし、リーダーシップは仕事で求められますから。ですが、それだと不公平ですよね。全員がリーダーになれるわけではありませんから。人事の方もその点は理解していますから、特に大きなこだわりはないはずです。
面接官が見ているのはこの2つです。
- 理論立てて話をすることが出来るのかを面接官は注意して見ています。
- そして、周りに対して配慮をしつつ、自身の意見を的確に題材に沿って発言できているか 。
グループディスカッションでしてはいけないこと
GDでこれは絶対にしてはならないという事をお伝えします。
注意すべきは、相手を言葉でねじ伏せて論破することや、誹謗中傷することです。
当たり前ですけどね。しかし、レベルの低い学生も数多くいますから、トンチンカンなことを言う学生も多くいます。
論破と言うよりも、普通に質問しただけでも不機嫌になり攻撃されたと思う人もいますし、どうしてそう思うのか聞くだけでも答えられなかったりとウンザリすることもありますが、それでもニコニコ笑顔で「そうですかー」と言わなくてはなりません。
これは、相手に合わせられるかを見られているからです。
どんな企業に受けるかによって変わってきますが、頭の良い人ほどこのグループディスカッションが苦痛に感じるかもしれません。
その場合は自分の能力よりも低いレベルの企業に受けている可能性があるので、受ける企業のレベルを上げた方が良いでしょう。入ってからと同期や会社のレベルの低さにウンザリして辞めてしまう可能性が高いからです。
特に用意することはないが、念のため
”他者の名前をノートに書く”
”全員の名前がわかる様に配慮する”
他者の名前は会場に入って自己紹介時に確実にノートに記入しておきましょう。
更に全員の名前を全員が把握出来る配慮も出来ればより良いでしょう。
A4用紙を山折りにしてノートに書いた名前を記入していけば良いのです。
過去A4用紙を持参して配布したという就活生の話を聞き、私自身もA4用紙を持ち歩いていました。大抵の場合、GD会場に用紙がありますが、ない会社もありますので、その場合に備えて、A4用紙を持ち歩いておきましょう。
他者への配慮も出来ますし、面接官へのアピールになります。
ちょっとぶりっ子な感じがしますが、これぐらいやらなければ就活では差別化できません。就活は優秀であっても落とされます。
基本的には、気持ちよく働いてくれる人(奴隷とも言う)、一緒に働きたいと思う人が採用されるのです。
その点をとにかくアピールしましょう。気配りができてどれだけ辛い仕事でもやってくれる人を求めているのです。
この点をしっかりと理解すれば行きたい会社の内定を手に入れることができる確率がグッと上がることでしょう。