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結婚は無理ゲーと化しました

リベラル化の進行によって誰もが「自分らしく」生きられるようになったことで、「生きづらさ」を感じるひとが増えている──そんな社会の構造を、攻略困難なゲーム(無理ゲー)にたとえて解き明かした作家・橘玲氏の最新刊『無理ゲー社会』がベストセラーとなっている。橘氏は、リベラル化に伴って生じる問題の一例として、「“モテ/非モテ”格差が拡大し、男女のマッチングも難しくなる」と指摘する。どういうことなのか、橘氏に聞いた。
 * * *  かつての身分制社会と異なり、リベラル化が進んだ現代社会では恋愛も完全に自由化されました。いまの若いひとたちは、自分で選んだ相手以外のパートナーとつき合うことなど想像もできないでしょうから、「自由恋愛」という言葉も死語になりました。
 親が決めた相手と強制的に結婚させられていたことを思えばこれは素晴らしいことですが、その一方で、恋愛の自由市場が拡大し、グローバル化するにつれて、男と女のマッチングがうまくいかなくなるという問題が起きています。
 洋の東西を問わず、女性には強い「ハイパーガミー(hypergamy=上昇婚)」の傾向があることがわかっています。自分よりも学歴、収入、社会的地位の高い相手に魅かれることです。
 女性のハイパーガミーの理由は、「進化の過程でそのように脳が“設計”されたから」というものから、「家父長制・男性中心主義のなかで社会的に構築された」というものまでさまざまな意見があるでしょうが、こうした現象が世界じゅうで見られることは間違いありません。
 その結果、現代社会では男性の収入と結婚できるかどうかが強く相関するようになりました。日本のデータでもこのことは明らかで、20代で年収600万円超だとほとんどの男性に交際経験がありますが、年収200万円以下だと半分程度まで下がります。「持てるものはモテる」「持たざる者はモテない」のです。
 恋愛のマッチングをさらに難しくしているのは、女性が高学歴化し、社会的な地位が上がってきたことです。これまで女性がマイノリティとして社会的・経済的に差別されてきたことを考えれば、これはもちろん素晴らしいことですが、これにハイパーガミーの傾向を重ね合わせると話は不穏になってきます。当然のことながら、女性の平均的な地位が上がれば上がるほど、それより高い地位にいる男性の数は少なくなるのです。

 アメリカでは1990年代以降、高校卒業率でも大学・大学院の進学率でも女性が男性を上回るようになり、その結果、20代では女性の平均収入が男性を超えました。2012年には、大学教育を受けた未婚の若年女性100人に対して、同様の教育を受けた若年男性は88人しかいませんでした。また、1960年には若年未婚女性100人に対して働いている若い男性は139人でしたが、男性の失業率が上がったことで、2012年には働く若い男性は91人しかいなくなりました。
 この傾向が続くと、2020~39年の間に、同等の高等教育を受けた男性のパートナーがいない女性は4510万人になります。2019年の金融機関の調査レポートでは、「2030年までに、25歳から44歳の働く女性の45%が独身で子供がいない状態になる」と予測されています。
 こうしたデータをブログで紹介したところ、SNSで議論が沸騰しました。女性からは、「結婚相手が自分より高収入である必要はない」「結婚=幸せというのはステレオタイプの価値観」「女性の経済的自立は歓迎すべきこと」……などといった意見が見受けられました。
 社会調査では、男性も女性も若者たちの大多数は、いまもパートナーと出会って恋愛し、結婚して家庭をつくることを人生の目標としています。もちろん私は、女性の社会進出を否定しているわけではありません。ここで指摘したのは、女性の社会進出が進めば進むほど、結婚相手が見つからない男女が増えてしまうという皮肉な現実です。
 ちなみにアメリカでは、ハイパーガミーを満足させるハイスペックな男性は「身長6フィート(182cm)以上」「腹筋が6パック」「年収6ケタ(10万ドル)以上」の「トリプル6」だそうです。婚活サイトのデータによると、34人の高学歴女性に対し、この条件を満たす理想の男性は1人しかいません。逆にいうと、男女同数として残りの33人(97%)の男は恋愛の選択肢から外されています。

光が強ければ強いほど、影もまた濃くなります。「自由で平等でリベラルな社会」は多くのひとを幸福にしましたが、恋愛難易度が上がって「無理ゲー」化するのも「リベラル化の必然」なのでしょう。

 

20代で年収400万は最低限っていうけど、政府の統計見てもそんなの20%いるかいないかまで日本の経済衰退してるから、もっとハードル下げた方がいいよ

20代で400万~1000万くらい稼げてる人らって、残業代でかせいでるからね、そんだけ命と時間削ってるから、出会いなんてほっとんどないし、恋愛したくても時間すら取れないって人達ばかりだからなおさらレアキャラになるんだよ

例を挙げれば20代後半に来年差し掛かる俺が年収400万ちょっとで、月労働時間160時間くらいだけど、不安定覚悟で高時給技能派遣やフリーランスやらないと、これくらいの時間と生産性をねん出できないからね、俺とか35歳以降は本気で資産処分してナマポを考えてるくらい、ノーフューチャーだからね、当たり前だけど俺みたいに20代で半分フリーランスとか、いい意味だろうが悪い意味だろうがマトモな人間じゃないから、結婚はまずできないし、そんなのとしない方がいいよ、ホント

でも日本はそういう社会になってしまってるから、嘆いたってしょうがないよ、主語がでかいとバレバレの大嘘で見栄はる増田とかやたら多いけど、働いてたらわかるけどあんなの90%くらい嘘ってわかるからね

普通に考えてもごらんよ、結婚できるギリギリのラインが、その年齢層で30%くらいしかいないんだよ?年々自分の若さという価値が失われて行くと考えて

22歳から30歳までの8年間で、週1~2回の男探しをして、30%以内を引き当てる確率って、もう1%下回るんじゃないかな、しかも第二次世界大戦SOEOSSの女性諜報員並に考えて動いても、これくらいになる無理ゲ―で婚活させられてるんだよ、今の女の子たちって

30や40代に広げれば…って考えてるけど、まさにこの世代で勝ち組かつ独身探すなんて、家の庭掘ってダイアモンドの鉱脈探すレベルってくらいいないからね

ポリコレだのなんだのというつもりはないけれども、幾らなんでもこりゃ日本の女性は可哀想すぎでしょ、男も女も若い人間はマトモな方法で生きようとしたら誰も幸せにならねーじゃん、政府が20代以下は自由が欲しけりゃ国民総半グレになれって言ってるようなもんじゃん

共働きで世帯年収上げたってマタハラに保育園落ちたのオンパレード、男も、変な上司や人間に当たれば即キャリアバキバキで廃人じゃん

若者いじめて何がしたいんだろうね、この国