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ヒトモノカネ情報時間の関係性は真逆になる!人が一番いらなくなる時代

ヒト(人的資源)

ヒト(人的資源)は、経営資源のモノ・カネ・情報を動かす資源であり、経営資源の中で最も重要なものです。ヒトがいてカネが動き、ヒトがいてモノがつくられ、ヒトがいて情報が集められ、そして活用できるといっても過言ではありません。

また他の資源と違い、自ら自由な発想や行動、活動を起こせます。ヒトは規律性や自律性を求め、一方では感情や欲求によって動くもの。そのためヒトは絶対的に管理できないともいえるのです。

モノ

モノとは、オフィス、設備、備品など会社が所有する物理的な資源のこと。工場や社用車、パソコンやインストールされているソフトウェア、土地なども経営資源に含まれます。

ヒトによってモノに手が加えられ、モノに価値が生まれ。その価値がカネに交換されて、ビジネスが生まれるのです。物質的な資源が豊富にあれば、生産効率は上がるでしょう。しかしランニングコストもかかります。

もし好立地な不動産を所有していれば、それは貴重な経営資源になるでしょう。

カネ

カネとは、オフィスの賃貸料、社員を雇うための給与、備品の購入、新規プロジェクトを立ち上げる際の準備費用といった運営資金のことで、経営資源のヒト、モノ、情報を揃える際に必要な資源となります。

カネには現金だけでなく、借り入れ金、株式、債券なども含まれ、多いほどそれだけ経営資源は豊富になり、選択肢も増えて経営規模も広げられるのです。カネをどう配分してどう使うかは、会社の将来性に大きく影響します。

情報

情報とは、顧客情報、市場の動向など会社が所有している無形財産のことで、著作権や特許、技術、ノウハウ、統計データなどの各種データなども情報に含まれます。情報は無形ですが、会社の利益に大きく関わるため、売却することも可能です。

また、高い技術やノウハウを持っている社員は人的資源でありますが、その社員にしかできない仕事があるため、情報資源にも含まれます。

時間

時間はすべての人に平等に与えられています。この限りある時間で、どれだけ仕事をこなせるか、新しいサービスや製品を作り出せるかが重要となるのです。

 

昔は人が一番重要だったが、今は逆

ヒトモノカネと言われるように昔は人が一番大事であったのですが、時が経つにつれてヒトモノカネに情報と時間が付け加えられることが多くなりました。

そして今世界で起こっていることを見るとこのヒトモノカネも順列が変わり後ろにあるものの方が重要になってきています。

一次産業、二次産業、三次産業の変遷のようにどんどん一番初めのものが縮小し、後のものが大きく伸びるようになっているのです。

今は第4次産業なんかも出てきています。

ここが伸び代になるんです。ということはヒトモノカネの次、情報が一番大事になるということです。情報革命を通じて世界を変えるとしているソフトバンクの株価を見れば結果は一目瞭然でしょう。

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産業構造が変化したら当然価値観も変わります。

昔は人があれば農業や漁業で働かせれば誰でも儲かりました。耕具があればなお生産性が高まります。そしてお金があればもっと人やモノを増やせます。しかし、今は違います。

どれだけ人がいても付加価値が低いので全く儲かりません。むしろコストになるようになりました。

モノもコモディティ化でどんどん安くなります。しかし、お金があればお金に働かせてより稼ぐことができます。

業界の平均年収を見ればわかりますが、圧倒的に金融業が高い給料を得ているのです。方や人さえいれば良い介護や個人農家は安月給です。

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もうお分かりでしょう。

人なんて一番いらないんです。どんどん雇用がなくなる時代が訪れるのです。

次に最も伸びるのは時間の制約から逃れる分野

情報の次は時間です。

時間短縮なるものや健康寿命を伸ばす産業が急速に伸びるはずです。

ここまでくると人間は神に最も近くなるのかも知れませんね。まだ4次革命の真っ只中ですが、どんどん人の重要度は低くなっていくのです。

雇用なんてほとんどの人はされなくなります。結論を言うと、お金や情報そして時間を持っていない人はジ・エンドということですね。

お疲れ様でした。