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大卒もピンキリでも、高卒を採用すると言う選択肢はない

少子化でも実は大卒は増えている

確かに少子化によって若年労働者の不足はとても大きな問題である。企業は慢性的な人手不足に陥っており、思うように若者を採用できていない。飲食店や建築現場でも外国人が目立って多くなっている。自衛隊の採用も困難に直面し、定員割れの状態が続いているそうだ。

少子化」の報道が多いので、若者の代表である学生数が減少していると勘違いする人もいるだろうが、実際は違う。大学生は増えている。

少子化」とは出生数の減少による人口分布の変化を指す。出生数が最多だったのは1949年の269万人。いわゆる「団塊の世代」(1947~1949年生まれ)だ。次のピークは「団塊ジュニア世代」の1971年で出生数は210万人。その後は減りつづけて、2016年から100万人を割り、昨年は86万人だった。

大学に進学する18歳人口も減少し始めている。ただし、出生数と18歳人口は18年のタイムラグがあり、現在の減少率はまだ緩やかだ。2010年のころの18歳人口は約120万人だが、2019年は117.5万人、2020年は116.7万人、2021年は114.1万人と、10年経っても5万人程度の減少にとどまっている。

18歳人口は少しずつ減っているが、大学生の数は逆に少しずつ増えている。2020年度の学部学生数は262.4万人で前年より1.5万人増えて過去最高だ(文部科学省『令和2年度学校基本調査速報』)。

若者の数は減っているのに大学生は増えている。つまり、大学に進学する若者の比率が高まっており、かつては大学進学していなかった層の学生までが進学し、相対的に質が低下している可能性が高い。この現象は「大学全入時代」と言われ、すでに10年以上前から「ゆとり世代」と絡めて指摘されていた。

現在の若者に関しては「Z世代」という言葉が使われている。しかし、学生の質を分析するために、少子化や世代論のような大きな議論が必要だろうか? もっと低い視線で採用環境の変化を見れば済む話だと思う。 

大卒は本当にピンキリ

まぁ、学歴は既に能力を担保するものではなくなってはいます。

しかし、だからといって大卒にならない理由がない。本当に何一つない。

考えても考えなくても絶対に大学に行き、必ず卒業してください。

今の時代に高卒という選択肢はあり得ない

企業のエントリーページを見ればわかりますが、絶対に大卒という卒業要件が必要です。

大企業なら絶対。

高卒でまともな仕事は公務員だけです。

資産家とか社長とかは例外ですよ。

公務員になりたいのであれば高卒でも良いですが、そうでないなら大卒しかあり得ません。それぐらい調べればわかるはずです。借金してでも大卒です。そういう選択が出来ない時点で負け確定なんです。