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環境が10割!とにかく環境を良くしよう

起業家だとどうか
というわけで個人的には「自分の能力がどう伸ばすのか」と同じくらい「自分の能力をあげる環境をどう作るのか」は重要だと思っています。

特に起業とかだと、みんな同じくらいがんばったりするわけですね。そうすると、努力の総量とかの問題じゃなくなってくるわけです。

人間は誰でもやればできるというのが、僕の持論です。優秀な人でなければものごとを成し遂げられないということはありません。

 それには明確な理由があります。僕は、楽天を辞めたあとに旧長州藩薩摩藩の足跡をたどる旅をしました。それで気づいたのですが、高杉晋作桂小五郎の家は、50メートルと離れていないんです。大久保利通西郷隆盛の家は300メートルぐらいの距離で、同じ町内です。これは「ライト・タイム、ライト・プレイス」なんですね。いい時期に居合せれば、人間というのは誰でもなんでもできるんだ、と。

要は「人間に生まれついての差はあまりなくて、環境次第で、誰でも素晴らしい偉業を成し遂げられる」ということです。明治維新みたいな、大きなインパクトのあることでも、同じ時代の同じような地域の人たちによって成し遂げられているわけで、たまたま超優秀な人が時代的にも場所的にも集まるなんてことはないわけで、環境の効果って大きいよね、ということです。
おもしろいのが、元々は何モノでもなく、イケてるかどうかわからないような人たちに出資して、牧場で育てて環境を整えることで、みんないい感じに成長しているという点です。

元々すごい人だったわけじゃなくて、いい環境にいたから、すごくなれるんだなあ、と思うわけです。僕がいうのはなんですが、ここの投資先の人たちも7割くらいが、結構ダメな人なので、環境次第では、全然花開かないと思うんですよね・・・。

というわけで
どれだけいい環境にいることができるか、というのが非常に重要だなあ、と思っています。もちろん生まれなどによって制限があったりもしますが、自分でコントロールできる範囲で、環境を最高によくするという努力をするのがいいんじゃないかなと。