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就活のマナー必要ですか?自分ルールの押し付けでは?優秀な人ほど就活マナーは苦痛

そのビジネスマナーは本当にマナーなのですか?

 

学生にとってビジネスマナーは縁もゆかりもないものです。

学生はある程度の上下の関係には優しいものです。しかし、一社会人ともなると上下関係ははっきりしています。

相手に失礼のない様に振る舞うことがマナーです。しかし、一体何が失礼にあたり、何が失礼ではないのかわかりませんよね。

そもそも、マナーなんてものに絶対的なものはありませんし、はっきり言ってマナー講師は詐欺師みたいなものです。

無いものを作り出し、そう思わせて売りつける。詐欺師と同じですよねw

 

ルールとマナーの違いはご存知でしょうか。

それは、他者に迷惑をかけない様に法で定められているかいないかです。

ルールは法で定められており犯してはいけないものです。

マナーは法では定められてはいないものの共通認識の上に成立しているものです。

例えば、信号無視はれっきとした道路交通法違反です。

しかし、電車の中で大声で喋っていても違法ではありませんよね?そもそも法律が存在しませんから。違反になるわけがないのです。

 

 

しかし、両者には他者に損害を与えてはいけないという共通認識があります。

 

マナーは言うなれば暗黙のルールであり、知っていて当然と思われるのです。

その当然が人によって違うので、マナーは厄介なのです。

 

ある程度マナーを知らないと社会人である企業人事や役員から「マナーのなっていない人だ」というレッテルを貼られることになります。

 

その結果、あなたは低い評価を下されることになります。仮にうまく選考を通過しその企業で働くことになった場合でも、先輩や上司からマナーがなっていないと見られ仕事を任せてもらえなくなる可能性もあります。

そうなれば将来的に出世するスピードも遅くなり低い給料のまま人生を進むこととなります。

またそのような人物が経営層にいるとなると社会や他社からの批判の的となり企業イメージも低くなってしまいます。

反対にマナーを疎かにしている方と比べ、知っているだけで面接官の評価がぐんと上がります。

過去、面接官をされていた方がおっしゃっていました。就活生が退出の際扉をバタンと閉めたそうです。その様子を社長が見ていて不合格を出したそうです。最後に気を抜くのは、仕事でも重要な時に失敗するという意見でした。

 

特に覚えて頂きたいマナーを挙げて行き、対応方法をお教えします。

 

 

 

些細なことですが面接官は見ています。意識して行きましょう!

 

 

 

マナー①

説明会場・選考会場に入る際は入り口で上着を脱ぐ

 

マナー③ノックは3回以上

 

 

いかがだったでしょうか?

マナーは意識しないと評価は下がる一方です。

しかし!マナーがなっていれば評価と印象は必ずあなたに還元されます。

 

「ペットボトル」

「後ろから座る」

「すぐ帰る」

「コートを着たまま」

「ノックの回数」

 

解説します。

机の上にペットボトル→マナー知らず?!

そこで学生はペットボトルを悪気なく、机の前に置くようになります。これを就活に引きずるとどうなるでしょうか。

企業からすれば、「初歩的なマナー程度すら知らないのか」と見てしまいます。

 

「説明会で社長が講演しているときに、お茶を飲んでいる学生がいた。社長は降段後、『あの学生の名前をチェックして、必ず落とすように』と静かに怒っていた」(機械メーカー)

 

典型的なマウントを取りたい仕事のできない無能な会社員の言い分ですね。

非常にがっかりします。ここまでレベルが低いのかと。そもそも企業としてお茶を振る舞っているケースも多々ありますし、机の上にお茶をいただけでマナー違反などと言うマナーはそもそも存在しません。

だったら、お茶を床に置けというのか。その方が汚らしくて、不快です。

ただ、誰かが話しているときに、お茶を飲むのは気分のいいものでありませんので、そこは注意しましょう。

後ろから座る→気弱でコミュニケーションできない

「早く来てくれても後ろから座られるとちょっと違和感を覚えます」とは、教育系企業の採用担当者。

「うちの説明会はそこそこの人数が来ます。なので前から詰めて座ってくれないと、始まる間際に遅れてきた学生をどこに座らせるか、面倒になる。そこで『最前列から詰めていってくださいね~』と案内するのですが、それでも真ん中程度に座ろうとする学生もいます。学生に悪気がなくても、よほど気弱でコミュニケーションをしたくないのか、と考えてしまいます」

これはマナーでは無いのですが、確かに面接官、人事としては後ろに座っていく学生を取りたいかと言うと、正直取りたく無いかもしれません。私ならおそらく取らない。

前に詰めてくださいと誘導があるにも関わらず、前に詰めないという事は指示に従えないと言うことです。

前に座ったからといって、特に何かあるわけでもないので前に座ればいいわけです。

しかし、それをしないと言う事は気弱でコミニケーションを取りたく無いと見られてもしょうがないのではないでしょうか?

はっきり言って、仕事はコミニケーションの力がなければ遂行できませんなので、コミニケーション能力がないと見られてしまってしまう行動取る事は、仕事できないとして落とされても仕方がありません。

 

終わった後にすぐ帰る→質問の機会を逃す

説明会や合同説明会イベントなどでは、質問の時間が設けられています。そこで質問する学生は質問していきます。そこで質問できなかったとしてもそれは別に構いません。ただ、説明会やイベントなどを取材(あるいは参加)していてもったいないと思うのは、終了後にすぐ帰ってしまう学生の多さです。

学生からすれば、決められた予定が終われば次の予定に、という思いなのでしょう。中にはアルバイトや次の説明会などすでに予定が入っている学生もいるでしょう。とは言え、大半の学生はそんなに慌てて出て行かなくても余裕があるはず。それなのにすぐ帰ってしまうのはちょっともったいなさを感じます。

 

すぐ帰ろうとする学生が続出。私はこのイベントに相談ブースを出しており、そこに来ていた学生に、「もう帰るの?」と聞くと「ええ」との返事。

しかし、その前に希望企業の話を聞きたかった、と愚痴っていたはず。「この会場は17時30分に完全撤収です、とアナウンスしていたよね? ということは今、16時40分だから、50分は君ら、好きに質問できるんだよ」と話したところ、「え?大丈夫なんですか?」と驚いていました。

 

意味がわかりません。単純に魅力がなかった会社だったと言う事でしょう。

いくら、希望していた会社だとしても実際に説明を聞くと待遇が悪かったり、仕事内容に魅力を感じなかったと言うことはよくある話です。

どれだけ自分たちが採用する立場で上の立場だとしても、魅力がないと思われれば、それは当然学生も帰りますし、質問などするわけがないのです。

 

あなた方の会社が素晴らしい会社だと胸を張って言えるのですか?

そんなに良い企業は多くはないと思いますが…

ソニートヨタとまでは行かなくとも、国内で首位争うをしていたり、世界で戦っている企業がどれだけあるのでしょうか?

立場の弱い人にだけ強く出る情けない人のマウント取りのようにしか感じません。

 

また、学生は暇だと考えたいは社会人が多いですが、今の大学生は忙しいです。昔以上に生活費が少なくなり、学費も尋常ではなく高くなっている状況で、多くの学生はアルバイトをしてお金を工面しています。

しかも、就活期は説明会、エントリーシートの作成、筆記テスト、面接などなど暇なわけがありません。1日で3社もハシゴすることもありますし、それを毎日続けている学生もいます。

あまりにも、今の若者が置かれている状況を理解していない。

コートを脱がずに屋内に入る→マナー知らずで想像力も乏しい

就活の序盤戦はこの冬から春にかけて。当然ながら、日本全国、大体は寒く、コートを着る学生が多いでしょう。

 

「うちだとマナーに厳しいので、名前をチェックして書類選考で落とします」(金融)

 

「その程度のマナーも知らないのか、と思うとちょっとがっかりですね。コートを着たままで会社に入っても、それだけで落とすことはしません。とは言え、やはり総合的にうちではしんどく、中盤以前の選考で落ちていきます」(商社)

このコートを着たままの是非について、金井重要工業の金井宏輔・取締役(前・採用担当)はこう話します。「企業によっては、『コートを着たまま入ることのまずさがわかっていない』としてマナーの部分で落とす企業もあるでしょう。いや、マナー的な部分は教育すれば変わっていくので他の部分も含めての総合評価、という企業もあります。弊社だと後者でしょうか。ただ、『周囲がコートを脱いでいるから自分も脱ぐ』

『キャリアセンターで脱ぐのがマナーと教えられたから脱ぐ』

という硬直した発想、疑問を感じない姿勢は気になります。これは教育しても変わりにくいところです。弊社は古い体質だった企業を新しく変えようとしています。そのため、一つ一つの行動に疑問の持てない何も考えていない学生はちょっとしんどい部分があります」

 

これはコートに着いた汚れを会場内に入れない

という意味が含まれています。

脱いだコートは裏地を上にして畳みましょう。

企業の入り口でも同様に行いましょう。とよく就活本では書かれています。

 

しかし、よく考えてください。コートにつく汚れって何?

コートに着く汚れって何なのでしょうか?コートや上着を脱ぐと言う事ですが、例えばワイシャツを着ていた時に汚れが入るからと言って、ワイシャツを脱ぐ人っているんでしょうか?

外で歩いてきた場合には当然汚れをつくと思いますが、冊まで伸び人っていないですよね?

汚れを入れないと言う意図があると言う事ですが、こじつけだと思います。

単純に昔からある帽子やコートや上着は脱いでおくと言う形式上のルールに適当に意味をつけただけだと思います。

ただマナーとしてそういったものがあるのでしたがっておきましょう。

 

これは年配者の方は気にするので、やはりコートは室内に入るときには脱いで入るのが良いかと思います。

これはマナーとしては確かに存在します。

マナーと言うものは、時代によって変わっていくので、確かに今はそこまで気にするようなことではないのかもしれませんが、企業のトップの方々の時代は、やはりコートは室内に入る際には脱いでから入ると言うのがマナーでしたので、それに従ったほうが良いでしょう。

 

たかだかペットボトル、たかだかコートです。後ろから座ってすぐ帰っても大学では文句を言われません。ところが、就活では、文句も言われませんが実は選考にしっかり結びついているのです。

 

ノックは3回以上!?2回はトイレ!失礼だ!

面接会場に入る際、ノックは3回以上して入室することを覚えておいてください。

プロトコールマナーと呼ばれる国際標準マナーでは、4回がビジネスシーンでのノックの回数とされています。

 

海外では4回が標準ですが、3回でも問題はありません。

問題は2回ノックです。2回ノックはトイレでの確認ノックですので避けるべきことです。と就活本には書かれています。

 

プロトコール・マナーでは、面接の際4回ノックするのが基本なら、4回をすすめればいいのに、なぜ面接で入室の際は、3回のノックが好ましいのだろうか?

4回だとしつこいと思われるからだろう。要するに、根拠なんてものもないし、そもそもノック2回はトイレ用なんて話は嘘である。 

国際的にもそんなルールやマナーは存在しない。

 

しかし、2回がトイレのノックなんて誰が決めたのでしょうか?

まぁ存在しないものを作って売りつけるのがマナー講師ですからね。詐欺師である由縁です。

トイレのノックが二回だなんて言う事は一体誰が決めたんでしょうね。そうマナー講師です。マナー講師が儲けを作るために新たに作ったマナーなのです。

これ正直に言って、自分ルールと何ら変わりません。

あなたが面接官だとしてノックの回数が2回だった場合と3回だった場合で不快になりますか?

なりませんよね?基本的にはノックと言うのは入りますよと言う合図のわけですから、それさえわかればいいわけです。

そもそも論を考えられないような人が会社経営を行っている、経営に近いところにあるということ自体非常に危険なことだと理解していただきたいと思います。

30年も失われている日本の現状を見ればわかるはずです。

ビジネスではそもそもそれは必要なのかと言う点を疑わなければなりません。

それができない日本の会社組織と言うのは、無駄だらけで、これでは当然のことながら海外に勝てるわけもありません。

本当に海外と戦えるだけの能力のある会社であればそんなくだらない事など気にしてはいないのです。

単純に組織になじむことができ、そして組織のためにどれだけ貢献できるのかを見ているのです。

そもそもを疑える人は少ないマナーは優秀な人ほど苦痛に感じる

頭のいい人は、そもそもなぜそうなるのか?と言うそもそも論を非常に重視しますりしかし、残念ながらと言うべきかもしれませんが、世の中の大半の人は頭の良い人ではありません。

この社会は民主主義によって成り立っていますので、多数派が常識となり当たり前になるシステムです。ですから、多数派の意見に合わせなければなりません。それがどれだけ非合理的で形骸化しているシステムであっても従わなければなりません。

これは優秀な人ほど、抵抗があり苦しいと思う傾向にありますが、それでもこの社会で生きていくためには絶対に必要なことですし、あなたがもし優秀な方であれば、このルールに従う方がはるかに自分に利益があることがわかると思います。苦しいと思いますが耐えなければなりません。

まとめ

  1. ペットボトルは机の上においても良いが、誰が話しているときはお茶を飲まない。
  2. 説明会場・選考会場に入る際は入り口で上着、コートを脱ぐ。
  3. ノックは3回
  4. 前に座ってくださいと言われたら前に座る
  5. 入る気がない会社ならすぐに帰りましょう