偏差値はほぼ同じ
主要な法学経営経済学部はほぼ同じです。
国際教養や外国語などもほぼ同じです。
ただ、学校側の教育体制として熱心に教育をしてくれるのは中京大学だと思います。
特に国際教養や外国語などのスキルを高めたい方であれば中京大学の方がオススメかもしれません。
心理、スポーツ学を学びたい場合は中京大学の方がいいでしょう。
愛知大学も文学部社会人文学科から心理学科を再編し、資格が取れるようになりましたので、こちらに行っても変わりありません。
心理学の場合は自宅から近いほうを選びましょう。
文学部については、愛知大学の文学部は総合文学部であるのに対して、中京大学の文学部はかなり細分化され、国文学や歴史などに特化しています。
歴史や文学が明確に学びたいのであれば、立地条件駅近で名古屋である中京大学の方がいいでしょう。
逆に、勉強したいことが明確でない場合は愛知大学の文学部に入ったほうがいいでしょう。
ただし、校舎は豊橋キャンパスになるため、多少不便です。
最寄駅は愛知大学前駅という名前の通り、中京大学と同じく、駅と大学が一体化しているため、不便さは特には感じないでしょう。
歴史で言えば愛知だが、そんなものは関係ない
愛知大学の母体となった東亜同文書院大学は国策教育機関であったため、非常に格式の高い大学でした。
歴史で言えば非常に由緒正しき大学です。
一方中京大学は商科高校から始まり、現在のように非常に有名を多く輩出する総合大学へと変貌を遂げました。
中京大学の経営戦略は素晴らしく、大学の拡大と偏差値の向上を見事に成功させ、大学の規模では愛知大学に勝り、偏差値でも並んでいます。
全国区での知名度は中京大学方が高いでしょう。歴史が浅い分OBが少ないというデメリットがありますが、ほぼ関係ありません。
学閥等がある自治体や企業もありますが、かなり形骸化していると言ってもいいでしょう。
ちなみに愛知県庁であれば白虎組という学閥が存在します。
就職に関してもほぼ同じ
就職に関しても両校共に大差ありません。
偏差値が同程度の大学ですので、必然的に就職する企業のレベルも同程度になります。これと言って、不利になる点はありません。
就職に関しては個人の力による部分が大きいです。
資格取得では中京大学
石川宅建は非常に有名で、宅建試験では非常に高い合格率を誇ります。
資格試験に力を注ぎたい人は。位置よりも中京大学の方がいいでしょう。
ただし、資格取得はどの大学にいても可能ですので、自宅が中京大学よりも愛知大学の方が近いということであれば、愛知大学で良いと思います。
公務員になりたいなら愛知大学
正直あまりは差はありません。南山大学もほぼ同程度。
公務員試験は本人次第のところが大きいです。実績で見ると愛知大学が中京大学を上回ります。
2018年度は国家一般職は東海地区でもっとも採用数が多くなりましたが、あくまで一般職ですので、総合職いわゆる官僚を含めると名古屋、名市大に負けます。ただし、元の学力差を考えるとかなり良い結果を残していると言えるでしょう。
一つ補足すると、待遇面では地方上級の方が良く、国家公務員一般職は蹴られる傾向にあります。名古屋、名市大などの上位校は国家公務員一般職よりも地方上級の合格率が多いはずです。また、国公立大学は学生数も少ないため、合格者の数では少なくなるのは当たり前です。そう考えると、国公立大学には勝てておらず、あくまで中京や南山大学との勝負に勝ったとみるべきでしょう。
しかし、教育体制の良さで言えば中京大学の方が良いと思います。
それぐらい力を入れています。
どこに入っても自信の頑張り次第です。オススメとしては愛知大学をオススメしておきます。
結論!自宅の近さで選ぶべき
結論としては自宅の近さで選べましょう。