就職偏差値
就職偏差値というものがあります。
意外と、これは正確だと私は感じますが、残念ながら、就職偏差値が高いからといってホワイト企業かと言われるとそれは違います。
就職偏差値はあくまで入社難易度の話であり、企業のホワイトランキングではないことは理解しなければなりません。
入社難易度が高くともその労力に見合わないお買い損な企業が多く存在します。
ホワイト企業の指標ではない
一部上場であってもサービス残業だらけということもよくあることです。
例えば、電通は非常に入社難易度が高く、東大や早慶レベルでなければ入ることはできませんが、仕事内容がホワイトかと言われれば、なんとも言えないところがあると思います。
高橋まつりさんの過労死事件もあり、就活生からは避けられ始めているようですが、それでも日本の広告代理店でトップの存在であることには変わなく、いくらでも入りたい人がいるのです。
自分を過大評価しないこと
ちなみに、法学部であれば労働法の時間に電通事件を学ぶかもしれません。
高橋まつりさんの過労死事件以前でも電通では過労死による事件が起きています。
つまり、高橋まつりもインターネットがある今の世の中で電通がハードワークであることは承知していたと思います。
おそらく、彼女は自分ならやれると思ったのでしょう。東大生ですからね。同世代の中でもエリートな存在ですから。無理もありません。
それでも、電通にはついていけないのが現実なのです。
あまり自分を過大評価せずに、自分に合った企業に入社しましょう。