「営業職は10年後になくなる」説は本当か?
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【ITコンサルタントの見解】
営業の役割は「ヒアリング」「提案」「コンサルティング」に集約され、
担当領域が狭まり専門性が増す。今後10年間で営業の数は半分になる可能性も
【人材・労働系シンクタンクの見解】
営業の数自体は減らないが、
「グローバルに活躍できる正社員」と「国内のみで営業活動する非正規社員」に二極化する
【転職アドバイザーの見解】
「Webでも買えるもの」の営業は激減し、住宅、
車など「わかりにくく説明が必要な商材」を扱う営業は生き残る
転職アドバイザーの意見はCtoCの営業ですね。おそらく、そうなるでしょう。
販売スタッフの多くはIT化、非正規化
販売スタッフに限れば、スーパーの生鮮コーナーや薬局の登録販売者などの資格が必要な仕事ぐらいしか残らないかもしれません。
どんどんレジも無人化していますからね。接客が必要な仕事は残りますが、レジだけ打つような販売職は消えるでしょう。
Amazonに代表されるようなネット通販が主流となり、車や住宅等のネットで買えないものが残ると思われますが、これらの職業はインセンティブ型、成功報酬型になるので、ものが売れなければ給料が安くなります。
営業職の未来
営業は割とAIに代替されにくい職種だとは思いますが、ただの御用聞き営業はAIで代替され、配達に関しても自動運転によってお役御免となります。
語学ができれば海外営業が可能になるでしょう。また、今後求められていく能力がコンサルティング能力だと考えられます。
コンサルティング専門で行う人々と競合することになり、能力の低い営業職の方は間違いなく生き残れないでしょう。
結論として言えば、現在営業職に就いている人の将来性がないとは言いませんが、求められる能力が大きく変わってくるでしょう。
特殊なスキルが必要な営業は残ると思いますが、それ以外の営業はIT化、自動化によって必要がなくなります。
そこまで、AI、自動化に怯えることはないでしょう。ただ、能力が低い人は仕事がなくなる可能性はありますから、より競争は厳しくなると思っておいた方がいいかと思います。